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2020年 02月 09日 ( 1 )

吉兆? 大西晶子

一年の大半を軒下に置いてある蘭の鉢がある。もう何年も前になにかのお祝いに主人が頂いたもので、シンビジウム・ハニーベルと札がついている。頂いた当時はふっくらした黄色の花が葉の間で泡立つように咲いて見事だった。


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今年の花。ナメクジにかじられた痕跡がある





花が終わった後の蘭の手入れは苦手だ、何鉢もの胡蝶蘭やオンシジウムを枯れさせてしまったので諦めていたが、この蘭は強い。耐寒性があり九州なら雪でも降らない限りは戸外でも問題が無いらしい。


日陰に置けば大丈夫とのことなので、花が終わった後、お礼のペレット状の蘭の肥料を鉢に置いて庭に出しておいた。すると予想外だったが2年後にはあまり立派ではないが花が咲いた。その後2年ほどでもう一度花が咲いた。それから2,3年たち今年も気が付いたら花穂が2本立っている。

嬉しくなって家の中に入れてみた。暖かい場所に移された蘭はみるみる蕾がふくらんで開き始めた。2本の花穂の大きいほうが先ず咲き始め、その1週間後には残りの花穂の花も開き始めた。

去年の11月ころからわが家ではたて続けに五件、家電と家の設備に故障が起き、そればかりかわが家と、離れて住む娘たちにも体の故障が続いた。夫は体調を崩し12月から仕事を休んでいたし、私も逆流性食道炎で胸の痛みに襲われるようになり冴えない日々だった。1月に入りドバイの長女の一家がインフルエンザにかかり、最後には次女が大腸癌検診でポリープが見つかり、切除した。小さくはなかったので、癌かどうかの検査結果が出るまでの2週間、本人にも私たちにもひやひやものの日々だったが、幸い良性のもので一安心した。
 夫も2月に入ってから、出勤回数を減らしたが職場に戻れるほどに快癒した。私の逆流性食道炎の胸痛も付き合い方が分かってきて回数が減ったし、ほっとした折のこの蘭の花だった。

ほとんど忘れていた鉢に花が咲くと吉兆を見たような気になる。もうこれでしばらくは故障や病気と縁が切れるのではないかとそのときは思った。



吉兆? 大西晶子_f0371014_16454033.jpg




 ところが花が咲き始めて2週間後の先週木曜日に、洗面所の排水管が途中ではずれ、洗面所兼脱衣所が水浸しになってしまった。更に一日おいて一昨日、夫のパソコンがダウンした。
 どちらも急ぎ手配して、修理したりデータを取り出してもらったりして事なきを得たが、いったい何時までこんな障りが続くのかと思うと頭が痛い。




           冬日受けふつくり咲けり虫食ひの穴を花弁にもつ黄の蘭は



by minaminouozafk | 2020-02-09 07:00 | Comments(7)