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コスモス福岡支部には他のメンバーよりずっと若い会員がひとりいる、中学生の時からお父さんの池田毅さんと一緒に入会され、みずみずしい歌を詠まれている。その池田花穂さんが今年短大を卒業するので、出演される卒業公演のミュージカルを支部会員4名で見に行った。



卒業公演「覗きからくり遠眼鏡」  大西晶子_f0371014_22560292.jpg

九州大谷短期大学表現学科、演劇放送フィールド40期卒業公演ミュージカルコメディ「覗きからくり遠眼鏡」というのが公演のタイトル。筑後市にある短大の講堂での公演だったが、講堂も本格的な音響や照明の設備が整えられているようで、居心地の良い座席で2時間10分の公演を楽しく拝見した。

会場でもらったパンフレットによると九州大谷短期大学では40年にわたり演劇を学ぶ学生たちに表現教育を続けてきたとある。そして今回の公演の演出をされた齋藤豊治教授は「サザンクス筑後」という文化施設の館長と総合芸術監督をされているようだ。演劇は大都会でのものだと思い込んでいたので、筑後市にそのような演劇の動きがあることを知り、すこし驚いた。


舞台のことをご報告する。

まずこの舞台の下にはミュージカルの楽器演奏者の一団が居て、ピアノ、バイオリン、パーカッションなどが客席からもよく見える。(演奏者は短大の先生がた)

会場が暗くなったら三人の遠眼鏡売りが客席の中から舞台までを振り売りの口上を言いながら登場し、とてもよく透る大きな声で上演開始告げて引っ込むと幕が上がり、そこは黒船を見に来た人たちが集まる浦賀なのだ。

パンフレットからの<あらすじ>。

時は幕末。黒船の来航に、世の中はすったもんだの大騒動。現れ出るは長州に敗れ江戸へ戻る道中の侍、松之助と、信濃の百姓竹蔵。松竹コンビが向かった先は、花の大江戸八百八町。

闇に稼ぐは、役人と商人。「お主も悪よのう、、、!」金のためなら徳川、官軍お構いなし。我慢もここまで!盗みにはいるは世直し泥棒。

小判バラマキ、世直しだ。弱気を助け、強気をくじく。

竹松巻き込み、それぞれの、夢を信じて世直しだ!ええじゃないか!ええじゃないか!覗いてごらん、遠眼鏡!

このように筋は絡みつつ、もつれつつ進むのだが、恋あり、切り合いあり、誘拐事件ありととてもにぎやか。

群舞シーンや殺陣の動きも爽快だし、出演者の声とセリフの聞き取り易さにも感心した。しかしなにより良かったのは出演者全員の一途さと公演にかける心意気のようなものが熱く感じられ、もうそれだけで私などは目が潤んでしまった。

花穂さんは花売り娘の役でセリフは少なかったが、いきいきと楽しそうに踊る姿がとてもチャーミング。舞台の写真撮影は禁止されていたので、お見せできないのが残念だ。
同行した4人全員大満足でした。

卒業公演「覗きからくり遠眼鏡」  大西晶子_f0371014_23015796.jpg
                        公演の後で、花穂さんと



この今がきらめく記憶となるのだろう舞台の上の学生たちに






by minaminouozafk | 2020-02-02 09:28 | Comments(6)