2018年 11月 08日 ( 1 )

冬立つ  鈴木千登世

きのうは立冬。もしかしたらまた暑い日もあるかしらと薄物を2、3枚抽斗にいれておいたけれど、さすがにもう着ることはなさそうだ。山に近いわが家のあたりは朝夕の冷えが厳しくて、11月に入った途端、気温が5度まで下がる日が続いた。

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柚子の灯り

去年は枝を切ってしまって、実が少なかった。今年は樹勢が回復したのだろうか、たくさんの実がやわらかな黄色に色づいている。妹のところやご近所にもお裾分け、お裾分け。すると、メバルやカサゴがお裾分け返しになってわが家へ。(まるで、わらしべ長者のよう)夕食がひときわ華やいだ。

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キャベツの横の土がでこぼこしてるのはイノシシが掘り返したところ。柿まだ青いうちに猿の一家がやってきて、みんな捥いでいってしまった。棘の鋭い柚子の木には近づかない。家人の畑は趣味で作っているような畑なのでため息をこぼすくらいですむけれど、それでもやっぱり力が抜けてしまう。動物と人間の棲み分けが上手くできるといい。


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柚子は黄色いのに、夏みかんはまだまだ青い。以前よりもひとまわり大きくなっている。どうか無事に育ちますように。


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柊の木につぼみがついていた。もう1週間もすれば花が咲いて、良い香りが漂ってくるだろう。街路樹の紅葉が日に日に美しくなり、空は蒼穹と呼ぶのにふさわしい青色。深い秋のなかに少しずつ少しずつ冬は育ってきているようだ。


木に冬と書けばひひらぎまだ固きつぼみの中に風の子眠る









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by minaminouozafk | 2018-11-08 06:03 | Comments(6)