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2018年 10月 22日 ( 1 )

善隣 百留ななみ


地図を見るのは楽しい。



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古い地図も今の地図も。

地図帳で川を辿っていくのも楽しい。枝分かれしてあらぬ方向に流れていることも多い。

ちょっと前までは地図はとうぜん紙のものだった。

小さい頃は大きな地図をゆっくりと折り畳んでゆく父をちょっと羨望の目でながめていた。

わが家がゼンリンの地図に載っていることにはしゃいだ記憶もある。

ゼンリンの住居地図をひらいて配達の確認をされていたのはひとむかし前だろう。

父にもらった30年前のゼンリンの長府地区の住宅地図がある。


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ゼンリンの社名はもともと漢字で善隣だった。はじめて知ったときになるほどとたいへん感心した。隣と親しくしないと平和でないと地図は作れないという考えから、屋号まで書いてある江戸の古地図をヒントにした住宅地図を作り始めたらしい。


今では地図もグーグルマップやカーナビなどネット上で見ることが多い。縮尺も自由に変えられてとても便利。その基幹システムのひとつGIS(地理情報システム)などの地図データベースの多くを担っているのがゼンリン。いまでも基本それぞれの地区にスタッフがいて実際に表札などを見ながら更新しているようだ。


日本での地図作りの原点はやはり伊能忠敬。17年間かけて全国を測量した。九州のスタートは小倉の紫川の常盤橋。そのそばのリバーウォーク北九州にゼンリン地図の資料館がある。


床一面の伊能中図をはじめいろいろな地図が展示されている。全国の住宅地図もそろっている。

地図好きなので時々覗くのだが、いつも静かでゆっくりできる。



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昔の地図の地名、当時の生活の匂いがする。

長府を発見。干珠・満珠の島もちゃんとある。下関ではなくて赤間関。巌流島は舟島。綾羅木、安岡、小月などの駅名もある。


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ぐっと引いて見ると豊前、筑後、長門の国名も。ちょっと近づくと宗像郡、糟屋郡、那珂郡もわかる。ついつい床に貼り付いてしまう。


古い世界地図もおもしろい。


1570年のアジア図の日本はひとつの島国。


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1595年のオルテウスの日本島図でNagato(長門)Bungo(豊後)など国名がある。北海道はなくて北日本もアバウトなのに九州はわりと詳しい。五島列島もしっかり載っている。


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1815年のイギリスの地図になるとほぼ今の日本列島の形だ。


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あたりまえのようにカーナビを使っている生活。旅行で迷ったときはスマホのグーグルマップにお世話になる。でもカーナビがないほうが自由に運転をしていた気がする。迷ったときは便利だが、地図を持たない旅がいい。帰ってから地図で復習をするのは大好きだ。ほうほうと一人反省会。





この旅で乗りし線路をオレンジの色えんぴつでていねいに塗る











by minaminouozafk | 2018-10-22 06:55 | Comments(7)