2018年 10月 06日 ( 1 )

 先日、ふと立ち寄った本屋にもう来年のカレンダーが並んでいた。確かに今年もあと三ヶ月だし11月に年賀はがきが発売されれば、お節だ、お歳暮だと一気に慌ただしくなる。実は、まだ来年のカレンダーは早いだろうと一旦は売り場を離れたのだが、いやいやどうせ必要なのだからと、結局は定番のカレンダーを買い求めたのだった。


 わが家の定番カレンダーはここ20年近く、家族それぞれのスケジュールを書き込める形式のものに落ち着いている。子供たちが独立して家を出た今は、夫と私だけなので普通のカレンダーでもことは足りそうだが、未だに子供たちの名前も残している。そして納戸にはこれまでのカレンダーが捨てられずに積まれている。


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 日記をつける習慣がない私には、このカレンダーは過去になにがあったかの備忘録にもなっている。病院の通院歴や夫の出張、諸手続きの経緯など後になって役に立つことも少なくない。カレンダーを繰っているとあの頃、その頃のことが思い出されて調べ物も忘れてひとり笑いをすることもしばしばである。


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 2003年の1月は長男のセンター試験だった。試験の一週間前から長男の書き込みがある。「好調」から始まり「絶好調」となり次は「絶×100好調」となる。日を重ねるごとに数字は大きくなり、試験当日は10,000,000までなっている。緊張感に耐え切れずに自分で我が身を鼓舞していたのだろう。合格が決まったとたんにスキー旅行、クラス会、OB戦と楽しい予定が満載だ。2005年、次男が札幌に行ってからの10年ほどの間は私のスケジュールに3,4ヶ月に一度くらいの頻度で「札幌行き」が登場する。学園祭、雪まつり、ラベンダーを見に…となにかにかこつけては札幌に行っていた。

 楽しかったことばかりではない。父が入院していた時は毎週末に「大分」の文字が並んでいる。書かれた文字も落ち着いて書いたもの、殴り書きのようなもの、大きなビックリマークつきの弾んだものなどあって、その時々がよみがえってくる。

 そして子供たちは結婚し、それぞれのスペースには息子と妻の二人ずつの名前を書いて、誕生日のシールも妻と孫とあわせて3人分が増えた。最近の書き込みには短歌関係のものがじわじわと増えつつある。来年のカレンダーに嬉しい楽しい書き込みが増えますようにと願っている。


    来年のカレンダーに書く未来予報なりたい私を太書きにする


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by minaminouozafk | 2018-10-06 10:16 | Comments(7)