2018年 08月 30日 ( 1 )

なぞなぞ  鈴木千登世

この季節になると思い出すなぞなぞ。

大学生の時にS教授が講義の中で出された「山口県人にしか通じないなぞなぞ」。

こんななぞなぞ。(*言い回しや野菜や果物の名前は忘れてしまったけれど多分こんな内容)



野菜チームと果物チームが野球の試合をしました。

野菜チームのダイコンがホームランを打ったので野菜チームが1-0でリードしています。
そして、9回裏、果物チームの攻撃中。

バッタ-は3番もも、けれど、三振に倒れ、2アウトランナーなし。

ここで次のバッターりんごが見事ホームランを放ち、試合は果物チームの勝利となりました。

なぜでしょう。

???

f0371014_05060934.jpg



答えは「ランナーのなし(梨)が塁にいたので、りんごのホームランは2ランホームランとなり2点入ったから。」



読んでおられる方は、これがどうして「山口県人にしか通じないなぞなぞ」なのかと思われたことだろう。

実は山口県では「梨」と「~がない」の「なし」は同じアクセントで、区別がつかないのだ。だから山口県人はひっかかるけれど他の地域の出身の人はそもそも「梨」のアクセントが違うのでこのなぞなぞが成立しない(=山口県人にしか通じない)ということなのだ。(文字では成立するけれど)。


「国語学」の講義の一コマだったのだけれど、自分喋っている「梨」は標準語だと思っていたのに、方言だと知って大きな衝撃を受けたことを覚えている。同じ講義でS教授は学生にさまざまな言葉を発音させて、次々とその出身地を当てておられた。もう40年近く前だけれど、方言学の奥深さと面白さに目を開かれた講義だった。



梨の出荷がニュースで伝えられている。残暑はきびしいけれど、日ごとに秋が濃くなってくる。


f0371014_05062806.jpg

日曜日の空。山際の近くには夏の雲が浮かんでいるけれど、上空は秋の雲になっているようで、思わずカメラに収めた。稲も穂を垂れ始めている。



梨の実をさくりさくりと食んでをり 秋風いろの甘き梨の実






[PR]
by minaminouozafk | 2018-08-30 05:19 | Comments(7)