2018年 08月 18日 ( 2 )

復刻版バス  栗山由利

 いつものように朝の通勤バスに乗っていた。降りる停留所まえの交差点で信号待ちの停車をしているとき、目の前を変なバスが横切って行った。それは最近のやたらとラッピングされた広告のようなバスを見慣れた目にはやはり変なバスだった。車体の上半分はベージュで下半分は少しあかるいモスグリーン、もちろん広告も何も無いシンプルな車体のバスであった。ただひとつ、目に入ったのが『復刻』という大きな二文字。


f0371014_07592879.jpg


 このバスは福岡の西鉄グループが設立110周年を記念して走らせている通称「青バス」と呼ばれているものを蘇らせたものであった。調べてみるとこの復刻版のバスは二種類があり、あとひとつは1980年代に運行していた「路面電車」を再現したデザインで、こちらは北九州地区を走っているので、見ることが難しい。そして大牟田線の電車にも記念車両が走っている。こちらは天神駅で見たことがある。大牟田までの全62駅を順にデザインして、ドアの横には観光スポットなどの写真が掲げられていた。


 福岡市内どこでも走っているのだろうと思っていたところ、実は福岡地区では二系統の路線でしか見ることができないとあった。ひとつは、那珂川営業所から野間四つ角、那の川を通って天神に行く路線で、あとひとつは能古渡船場から天神、博多への路線だそうだ。

1950年代に走っていたバスというから、福岡在住30年の私は実物を知らないが、夫は記憶にあると言っていた。ただ、初めて見ても何かしらほっとする感がある。邪魔にならないというか、あまり主張しないデザインが、色彩と雑多な音にもみくちゃにされている街なかでは慎ましやかな居住まいだ。このバスが走っていた頃に思いは馳せる。できればゆっくりと走って欲しいものだが、それは叶わないだろう。


   セーターが電車とおなじ色でしたどうしてるかな〈電車さん〉今


[PR]
by minaminouozafk | 2018-08-18 08:43 | Comments(5)

号外でーす! 藤野早苗

8月17日金曜日、16時、アクロス喫茶スペースにて、第2回短歌フェスタ福岡の打ち合わせ会実施。

参加者は、短歌フェスタ発起人の桜川冴子さん(かりん)、第2回フェスタの運営担当の「コスモス」から、大西晶子、大野英子、栗山貴臣、栗山由利、中村仁彦、増田順子、藤野早苗が参加。

事務局長は、中村仁彦氏、事務局内IT管理部の部長を栗山貴臣氏に委嘱。来年2019年のフェスタ開催に向け、始動です。

何名かの方々には、近々、実行委員、選者、当日の司会をはじめ、色々なお仕事を依頼する連絡が届くと思いますが、その際はぜひ、ご協力をお願いいたします。

みなさま、来年2019年のこの日はぜひ、他のスケジュールを入れないでくださいね。

5月12日 日曜日
11:00〜17:00

第2回短歌フェスタでは、参加者みんなの立食ランチ会を企画しています。
詳細はまたお知らせいたします。
美味しいものをいただきながら、ざっくばらんに、短歌についてお話しいたしましょう。

みなさまのご参加、お待ち申し上げます。

f0371014_00284066.jpeg
話し合い風景。
f0371014_00293195.jpeg
中村事務局長のレジュメの一部。



[PR]
by minaminouozafk | 2018-08-18 00:01 | Comments(2)