2018年 07月 07日 ( 1 )

 5日から続く西日本から東日本にかけての大雨に、気象庁から数十年に一回という大雨特別警報が出されたという。夜の間に被害が広がっていないことを願うばかりである。まだ油断はできない状況で、被災された方や避難をされている方に心よりお見舞い申し上げます。


 先週の金曜日から3泊4日の上海・無錫ツアーに参加した。一昨年からの脚の不調で、なかなか遠出をする気持ちになれなかったのだが、最近の治療が功を奏してかなり楽になったので思い立ったのだ。何度か参加している旅行会社の格安ツアーなので、行くところにさほど変わりはない。太湖の真珠加工品、蘇州の絹製品を扱う店や色々な中国茶を試飲させてくれる店などがそれぞれ行く先々でコースの中に入っていて、購入を熱心に勧められる。それを承知で行こうと思ったのは、ホテルが三日ともハイアットで二日目と三日目は地上60階の超高層階に泊まれるとあって、怖いもの見たさと好奇心ゆえであった。それと、使っていた小銭入れがかなりくたびれてきたので、新しいものを欲しいと思ったからだ。


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 3年ぶりの中国だったが、建設ラッシュは相変わらず続いていた。郊外はもちろんだが、上海市内でも30階を超えるマンションが1棟ではなく、必ずと言っていいほど数棟並んで建てられている。乱立と言ってもいいほどだ。こんなに建てて住む人はいるのかという私たちの疑問に、5年前のツアーのガイドさんは「大丈夫!中国人は13億いるから」と言って笑っていたが、今回のガイドさんは「大丈夫!中国人は15億いるから」と言っていた。


 

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 高速道路も既存のものに合流したり、そこから分岐したりして子供の時に描いた未来都市のように張り巡らされている。この膨張する中国経済の恩恵を受けることが出来るのは、15億の中のどれほどの人たちだろうか。観光スポットの裏道には空家になった家の中に生活の雑多なゴミが捨てられているし、石造りの家の玄関先で料理を作っていたりする。大都市の上海や無錫でさへそうである。いやいや、他国のことを心配している暇はない。豊葦原の瑞穂の国も似たようなものではないだろうか。目覚ましい発展がないだけもっとたちが悪いのかも知れない。


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 上海と無錫では夫の友人がホテルに訪ねてきてくれた。やはりと言うか若い女性ばかりである。無錫に住む若夫婦は5ヶ月の子供がいて、車で40分かけて市内に通い子供は夫の親に預けて働いている。子供が一歳になったら、福岡に観光に来たいと言っていた。上海の中国の友人は日系企業に勤めたのちに公認会計士の資格を取って、弁護士と二人で会計事務所を開いた。日本人の友人は留学の経験もあるのだが、二年前からご主人の上海勤務に同行し、今はまだ二ヶ月の赤ちゃんの子育てを頑張っている。

 彼らのような20代、30代の若者のボーダーレスの感覚に期待が高まる。


 ご希望の小銭入れは帰りの空港で手に入れた。29元、日本円にして522円の買い物だった。


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    てつぺんを靄にかくしたビルのねき上海人は速足でゆく


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by minaminouozafk | 2018-07-07 11:05 | Comments(6)