2018年 06月 08日
新緑から青葉へ 大野英子
今日はブログ101回目の記事。
春のみどりを総ざらい。
福岡は先週早くも梅雨入り。
春からこの時期、新緑を目にするといつまでも眺めては写真におさめてしまっていた。そして、気付くとタブレットを開き、またも眺めている。
緑は安心感や安定、調和を表す色という。料理の差し色としても重要。
五感のなかで嗅覚と関係が深いのも緑色。
匂いや香りから得る安心感やリラックス感と繋がっている。
そう、草取りの時の草が放つ匂い。森の木の香り。
気持ちを穏やかにし、心をリラックスさせてくれて一日穏やかに過ごせる。ような気がする。

大善寺と三潴の間の匂い立つような麦畑。
先月は出前歌会のため柳川歌会は休みだったが、今頃は♪誰かさんと誰かさんが~と歌えるくらいに成長したのちに収穫期を迎えているだろう。
ウィキペディアによると「みどりという語が登場するのは平安時代になってからであるが、これは本来〈瑞々しさ〉を表す意味であったらしい。それが転じて新芽の色を示すようになったといわれる。
英語のグリーンも〈草〉(grass)や〈育つ〉(grow)と語源を同じくするといわれ、いずれにしても新鮮さのイメージを喚起する色である」とある。
なるほど、失った新鮮さへの憧憬の念が私を緑に向かわせるのかも。



わが家に連れ帰った楓の親木もどんどん新芽を伸ばしている。


雨を待ち雨をよろこぶ山椿つややかな葉をふるりふるはす