2017年 02月 08日 ( 1 )

ここは香椎宮(かしいぐう)。

2月3日は午後4時からの豆まき神事に間に合った。

入口には、福の神の大きなお面。遠目にも否応なくお目出度い。

近づくと、福の神の口が文字どおり出入口になっている。

(これについては、4日土曜日の由利さんの写真をご参照ください)


口をくぐり抜けると、神韻があたりに籠めている。

f0371014_00400514.jpg


綾杉(あやすぎ)だ。はるかいにしえの昔に由緒をもつ御神木である。
近すぎると何がなんだか分からないほど大きい。

挨拶をして本殿へ向かう。

f0371014_00381809.jpg


当然だけれども、すでに人、人。ああ、これ、わたしの筋量ではムリ。溺れてしまう。
ここは取材に徹しよう。それがいい。群集の上に豆がかがやきながら降ってくる様子をカメラに収められたら、きっと素敵なブログが書けるだろう。そうしよう。

いよいよだ。年男年女の奉仕の方々が、豆の盛られたお盆をささげて現われた。
(チョコレートやテトラパック入りのお菓子もあったとあとで分かる)

ふくはーうぅちーいぃ。(ここは、福は内が先だった)

いやに青空がまぶしい。

「こっちこっちー」「来ないぞ~」「おねがーい!」「ママぁ~」

いろんな思惑をのせた声がとびかう。誰もが空に向かって指をのばしている。
そうだ明日から春なのだ。

しだいに境界が曖昧になってゆく。
誰とも知れぬ人の指が青空をつかもうとする。ひらひらひらひらつかもうとする。
人も人の声も遠くなる。ただただ青空だけがのこって、青だけが降りてくる。

  ちはやぶる香椎の宮は春をよぶゆびに応(こた)へて降りてくるあを

ハレのひとときは過ぎ去った。

気がつくと手には福まめが握られていた。これはどうしたことか。
取材に徹するといったのではなかったか――。

f0371014_00433742.jpg


             手に飛びこんできた豆まめ(一部)

ふわふわしたまま小さなお社へ。
香椎宮といえば鶏石神社。このお社に寄らずに帰れるはずはなかったのである。

f0371014_00355275.jpg

f0371014_00435446.jpg



   
   
   狛犬ならぬ狛鶏。
   子供たちがどんぐりをお供えしていた。








[PR]
by minaminouozafk | 2017-02-08 05:49 | Comments(8)