2025年 10月 03日
夏の総括 大野英子

朝晩、急に寒さを感じるようになったと思ったら、もう10月。本当に長い夏でした。
この夏を象徴するように、コスモス10月号のアンケートのテーマは「私の暑さ対策」でした。以前、福岡で共に学んだお仲間の大西淳子さんは、会社を「巨大冷蔵庫の中に居るよう」と書かれ、寒さ対策を書いているのが笑ってしまいましたが、それが現実だったのです。
そうなんです。なぜ夏なのに寒い思いをしなければならないのか。みなさん暑さと寒さの狭間で色々とご苦労された夏だったことと思います。
外出先は、どこも巨大冷蔵庫のようで、ほぼ徒歩生活の私は、汗をかいても大丈夫なように、身軽なノースリーブで出かけるのに、出先の寒さ対策でひざ掛けやカーデガンという無駄な荷物が増えるのが腹立たしかったのです。
そんな訳で、今年の夏も家ではほぼ冷房を使わずに過ごしました。
福岡も内陸部は40度を超すこともあったようですが、湾岸部のわが家は風が通り、真夏でも室温33度を超すことはあまりありません。ビルの中間階なのも太陽熱の影響を受けにくいのでしょう。夜もあけっぱで冷房要らず。
室温が高い部屋で暮らすと、外出しても気温差があまりなく、日傘さえあれば、そんなに暑さは感じません。
でも、すれ違う車や、室外機の熱量の凄さ。夏の暑さと温暖化を増長させる一因ですね。
散歩や外出や掃除の後の水浴びが最高に気持ちよくて、おかげで、電気代もそう上がることもなく、逆に、ほぼ水のぬるま湯で済む夏はガス代は爆下がり。33度越えして冷房を入れても、ぬるま湯で済むよう、お風呂に入る前は冷房を切って、ひと汗かくようにしていました。世間からは非難されそうですが、一生夏でも良いと思っています。
他人様には決しておすすめは致しませんけど、ひとりで小さく温暖化に抗う私です。
そんな私にも秋はやってきました。彼岸花便りも届き、オリーブも実っています。
夜明けは遅いし、日暮れは早い。野球はもうすぐ終わってしまう。寂しい季節がやってきます。

書くことのなにもなければ空を見て流るる雲を見るばかりなる
33度は結構暑いですよ。推奨は28度くらいでしょうか。会社では25度くらいに設定されていて、油断したら22度くらいになっていることも…。バトルでした(笑)

