2025年 07月 18日
日田大山の梅 大野英子
今月初め、大分に里帰りをされていた由利さんが、地元のショッピングモールで見つけたという梅と季節の野菜をたくさん送ってくださった。
梅を見つけた時、私の顔が浮かんだそうです。2年もぽたぽた梅を作れないことを嘆いていたからでしょう。感謝。

送られて来た箱を開けると、え、なぜプラムが……、と思ったくらい完熟して大きな梅ちゃん達でした。
さっそく、ツルムラサキと共に、シンクに放して丁寧に洗い、なり口を外し、消毒、塩水に漬けて風が通る場所で4日間寝かせました。

そして天日干し。まるでベビーちゃんのほっぺのようにむちむちです(知らんけど)。
例年は梅雨の真っただ中なので、日照を気にしながら干していたのですが、なんせ今年は陽気を通り越してギンギラ太陽です。
この陰影の深さで、どれだけ日差しが強いかお判りだと思います。

そして、2日目。
例年は天日干しは3日間ですが、2日でやわやわ。触ると、熱を持ち、裏替えそうとすると蜜がでて、ざるに貼りつて取れない子もいます。これ以上は危険なので、一晩クールダウンさせて、一個の脱落者の出ることなく、翌朝本漬けです。例年は市販の赤紫蘇漬けをつかっていたのですが、時期が外れてもう売っていなかったので、赤紫蘇を揉んで作りました。赤紫蘇もぎりぎりセーフでした。
紫蘇も、完全に水気を抜くために、いちにち干さないといけませんが、案外簡単で、来年からは紫蘇漬けも手作りしようと思いました。

中粒だと170粒入る4Ⅼ瓶が、なんと48個で七分目まできました。後は氷砂糖を五回に分けて加えて、寝かせて年末ごろには食べごろです。なんと一週間で工程を終えることが出来ました。
由利さん、ありがとー❤

ベランダでは、新顔のガザニアが次々と花を咲かせてくれています。
梅仕事終えたるあした男衆のお汐井とりの声ひびきくる

