2025年 02月 01日
春への一歩 栗山由利
今日から二月。学校行事が無縁になり、夫も毎日在宅するようになると、一か月が、一年が淡々と過ぎていってしまう。これが俗にいう〈老後〉というものなのだろう。もちろん、何もないことはありがたいことだと思っている。
そんな暮らしに読点や句読点の役割をしてくれているのが、わが家では季節季節の行事になる。1月は正月から始まり、七草、鏡開きと続く。節分の前には〈家内安全〉の祈願に櫛田神社に出向き、2月に入ると節分祭に行く。そして節分豆を櫛田神社から歩いて10分ほどのお寺にある父の墓前に供える。そこまでいくと、さあ一年のスタートの準備は完了したぞという安心感を感じる。

2月3月は受験生にとっては緊張を強いられる時期だが、どう転んでも明日は来るし春は来ると思えるようになったのは、やはり息子たちのおかげである。
寒い冬もあと少し、今年の節分は明日。かつて20数年前には雪が降る中での節分祭もあった。春への一歩として明日はお櫛田さんの節分祭に行ってこようと思っている。

とりあへず踏みだしませうさむいけど春への一歩は小さくてもよい

