2021年 04月 08日
「小宇宙」と支部歌会 鈴木千登世
昨日は支部報の「小宇宙」9号をちづさんにご紹介いただきました。内容の紹介とともに掲載した作品の各々一首についてお心のこもった評を賜り本当に嬉しく思いました。支部の皆さんもとても喜んでおられるご様子。月末の支部歌会が盛り上がりそうです。
装丁についての昨日のちづさんのご質問、
「もしかすると編糸の色は数種類あるのでしょうか。」ですが……。


実は、数種類ありました。
改めて「和綴じ」を調べてみると、亀甲綴じや麻の葉綴じ、康熙綴じなどの美しい綴り方にヒットしました。(ちらりとのぞいただけですが、和綴じの奥深い世界に興味津々です)けれど少し違うようなものもあるので、実際に綴られた支部長の山本さんにお尋ねしたところ、四つめ綴じなどの基本に変形を加えられたアレンジとのこと。
3月の歌会では会場に早く着いた者から各自好きなものを一部ずつ選んで受け取りました。まさか、このような冊子になっているとは思わず、山本さん手づからの美しい装丁に一同大感激でした。
山口の支部歌会は、毎月(12月は休会)の第4日曜に「山口ふるさと伝承総合センター」で行っています。(2年前は魚座の皆さんで批評会もしました。)仕事や病気、新型コロナの影響で歌会の参加人数も少なくなっていますが、歌を語りながら和やかな情報交換の場にもなっている楽しい勉強の場です。毎月の支部歌会に参加するようになって20年近く(それ以上?)経つでしょうか。そのころからご一緒の皆さんが大半で、こうして数字にするとご縁の深さに改めて感慨がわいてきます。
歌にまつわるお話がふくらんで農作業や身近な動植物、地域のお祭りの話など興味深い話題に事欠きません。3月の歌会では一年を通じて300種以上の山野草を見ることのできる鹿野の「山野草のえき」について教えてもらいました。(また後日ご報告したいと思っています。)昨年は数か月休会の後に再開し、今は感染対策をしながら行っていますが、新型コロナの感染の拡大もあり先の読めない状況です。来月から本格的にワクチンの接種も始まるようですが、安心して歌を語り合う日が戻って来ることを願ってやみません。

われらが支部長の山本さんにずっとおんぶにだっこの支部報「小宇宙」ですが、今回は皆さんと新しい企画も入れることができました。資料担当の方が歌会に提出された1年分の詠草を個人別にプリントして配り、各々が5首を選び、集約した山本さんから歌評担当へ送られ原稿化。少部数でお手にする機会が少なくて申し訳ありませんが、お近くに届きましたらお読みいただけると幸いです。
色糸を刺して綴れる書の端の麻の葉、亀甲いづれ吉祥
それにしても、和綴じが全て山本支部長の手仕事だったとは。改めて感謝です。
「山野草のえき」のご報告も楽しみです。E.

