2019年 01月 20日
宗像教授 大西晶子
一月も半ばになりようやく初詣に行ってきた。今年初めての宗像大社は参拝者がまだ多く、賑わっている。型どおりに二礼二柏手一礼で家族の健康と一年の無事、このところなにかざわざわ感のある地球全体に平和で穏やかな日々が続くことを祈った。
大社の駐車場に隣接し「海の道むなかた館」という施設があり、古代宗像の考古学的な資料が展示されている。3D映像で沖ノ島や大社の祭祀の紹介もしているが、あまり知られていないのか来館者が少ないのが残念だ。休息できるカフェもあるし入場無料で楽しめるので、大社にお出でになられる折にはお立ち寄り頂けたらと思う。
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市報「むなかたタウンプレス」にその「海の道むなかた」で漫画家・星野之宣の「宗像教授シリーズ」の原画展が開かれていることを読んだので行って見た。
この漫画を読んだことはないが、これを原作にした二時間もののミステリードラマを見たことがある。宗像のご当地ドラマで、たしか高橋英樹が主演、波津の海岸などでロケされていた。
宗像教授シリーズの主人公宗像伝奇(むなかたただすく)は宗像海人族の末裔、民俗学を教える大学教授という設定で、数々の歴史のなぞを解明していくというシリーズだ。
星野之宣は数々の賞を受けた有名漫画家で、作品はスケールの大きなSF的なものが多いとウィキペディアで知った。原画展とトークショウを大英博物館で開いたこともあるという。そんな漫画家の原画を海「海の道」でゆっくり眺めることができたのは、猫に小判のような気もするが運が良かった。
原画の一部はストーリー通りに並べられ、その続きが知りたくなった。
市の図書館に宗像教授シリーズが所蔵されているそうなので、いつか借りに行って読んでみよう。今はこの展示で借りる希望者が多そうだ、もう少し先で待たずに借りられそうな時期に。
水鳥の足掻きおもはす漫画家の細字で埋めた創作ノート
社猫、可愛い。ゆっくりした時間の流れを感じます。S.
宗像教授、知りませんでした。宗像の歴史を知るためにも読んでみたい。しかしカラーページのお父さん犬が気になる~。E.