2018年 11月 27日
「灯船」第11号 静岡批評会レポ 藤野早苗

11月24,25日は静岡へ。「灯船」第11号の批評会。今回は特別ゲストに高野公彦氏を迎えての会とあって、34人が出席。盛会であった。しかしながら約5時間でこの人数の歌評をこなすのはなかなかハード。一作者に対し7分の持ち時間内で、参加者全員高野さんからの批評をいただき、17時には全作品批評が終わっていたのは、ひとえに司会者森田治生さん、タイムキーパー桑原正紀さんのおかげであった。ありがとうございました。

今回、高野さんがおっしゃったことで気になったことをメモ的に。
・作品には作者名が張り付いている。作品を読むとき、その背後にある作者の状況を、読者は無意識裡に加味して読む。なので、説明過剰にならないように作歌したほうがいい。無記名の作品で批評する歌会では、一首の独立性について厳しく指導されるが、歌の姿としてはむしろ例外的。読者に寄りかからない、おもねらない作品を詠むための鍛錬の機会として考えた方がいい。
・12首、24首一連、全て同レベルの歌でそつなくまとまった作品に対しては、もう少し思い切ってもいいかも……とのご助言。緩急があった方が面白いし、印象に残る作品が生まれる。この言葉は、居酒屋「たぬき」での二次会で、「歌は自分が楽しくやればいいんですよ。自分が楽しくないのに読者が楽しいはずないでしょう。」という発言に繋がる。自分が詠みたいように詠む。その作品がどう評価されるかは、作者が考える問題ではない。
その他、事柄ではなく描写を、一首を視覚的にもできるだけ長く書く、ひらがなを多用することで一首をゆっくり読ませるように……などなど大変参考になる批評をいただいたのだった。高野さん、お疲れさまでした。
その後、「あざれあ」一階のレストランで懇親会。続いて前述の居酒屋「たぬき」にて二次会。幹事の小田部雅子姐さんのご配慮で、めったにいただけない静岡の幸をてんこ盛りでいただく。姐さん、すごく美味しかった。ありがとうございました。この席に姐さんの夫君、水辺あお氏がご参加。楽しいお話を伺えた。23時、散会。翌日の市内ツアーに備えて各自ホテルへ。充実した一日を終えた。
明けて25日。希望者のみ22名のオプショナルツアー。小田部姐さん肝いりの静岡満喫ツアー。概要は以下をご覧あれ(特記すべきはこういう資料の充実。姐さん、ありがとうございました)。

では、以下より、楽しい旅の模様を画像で一気にお楽しみ下さい。

















写真一枚一枚から楽しかった思い出が蘇ります。静岡最高~!E.

