2018年 11月 14日
「水城」 有川知津子
「水城」は、コスモス福岡支部の支部報です。この度、お蔭様で第271号を発刊することができました。
現在、年に3回のペースで出しています。私が福岡支部に移った3年前には、もう、年3回でしたが、その前は、年4回だったと聞いています。「コスモス」の創刊が、1953年(昭和28年)ですから、おおまかに数えると、「コスモス」の創刊とほぼ同時に、「水城」はスタートしたことになります。
「水城」黎明期の先輩たちは、どんな気持ちで、雑誌の名前を「水城」と名づけ、第1号を送り出したのでしょうか。「水城」の創刊号を見たいと思っていますが、まだ叶いません。
「水城」の表紙には、吉祥紋様が印刷されます。この毎号変わる紋様は、支部長の大西晶子さんの選定(紋様が楽しみ、というお便りがときどき届きます)。271号は、左右のつばさを結んだ形の〈結び雁がね〉。中国の故事にちなんで、手紙のことを雁書ということがあります。〈結び雁がね〉を創案した人は、文を結んだ形を意匠化したのでしょうか。どこかとぼけたような表情が楽しい紋様です。
みなさまの元によき報せが届きますように。
コスモスの花のあはひを降(くだ)りゆけりときをりせせり蝶を立たせて
せせり蝶、初耳だったので調べました。とってもキュート!幼虫がまたばつぐん!(ユリユリごめんなさい)E.
結び雁、可愛らしい。紋様が毎回違うスタイル。好きです。S.
「水城」へのお便りありがとうございます。Cz.