思い出  大野英子

先週の土曜日、早苗さんが福津でライブを楽しんでいた日、
私はお隣宗像で歌会。


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実家の梅も無事開花し、摘み残しのフキノトウが、あちこちで開いている。
ちづりんが言っていた雌雄はどちらだろう?

いつもは実家から東郷の会場までJRを利用するが、お天気も良く宗像大社行きのバスを利用した。

国道沿いのバス停の脇の塀の隙間からノゲシなど雑草もずんずん伸びている。

この隙間の雑草を見ると父を思い出す。
まだ短歌を始めて間もない頃、隙間に生える健気さを詠んで、父から「こんな誰でも考えるような事を詠むな。くだらん。」とこっぴどく叱られたなあ。
今となっては良い思い出……

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実家の雑草は目の敵のように抜いているが、道端の雑草はおおらかな気持ちで見ている。むしろ好き。

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カラスノエンドウ、ハハコグサ、フラサバソウなど色んな草がコンクリートの僅かな隙に身を寄せるように育つ姿はいじらしく、人の手の入らない巧まざる自然のオブジェとなり、目を楽しませてくれる。

初めての場所でバスを降りて、もちろん迷子になりながら会場までゆるゆる歩いているとーー


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かわいいつくしん坊が、バス通り沿いのふつうの植え込みに。
恐るべし、宗像。

この日の歌会も父から受け継いだもの。

折々に皆さんが「展男先生が」と、やはり叱られた父の思い出を語って下さって、楽しい歌会。


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我が家の前の川沿いにも、カタバミが花盛り。

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とても可愛くて食べるのが可哀相になるような(でも、食べちゃいました)アニマルチョコをいただいた。


全てに感謝したくなるような春。

(草取りの時にお会いした隣のご主人は、花粉症のためにお庭でもマスクをしていて「春なんて嫌いだ~!」と叫んでおりましたが)それでも私は春が好き。

      フランシェとサヴァチェの名前を冠したる帰化植物もおしあふへしあふ

      ぐぐぐつと春のひかりを押しかへし土筆えへんと胸そらしをり


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Commented by minaminouozafk at 2018-03-16 20:15
本当にすべてに感謝したくなる季節の到来ですね。蕗の薹、ノゲシ、みんなみずみずしくて嬉しくなります。お父さまの思い出に繋がる宗像歌会、大切になさってください。猫チョコ、可愛いー! S.
Commented by minaminouozafk at 2018-03-16 21:25
誰もが思いつくようなことを詠むなという展男先生のおことば肝に銘じます。雑草のフラサバ草の名前は知らなかったので調べ、面白すぎて笑ってしまいました。宗像の春、わたしの住まいの周りにも沈丁花や椿、早咲きの桜が咲いています。A
Commented by minaminouozafk at 2018-03-16 22:06
大地のかわいらしい春、春、春! 宗像の歌会は、英子さんの歌のふるさとのようだなあ、となんとなくいつも思っています。写真のふきのとうは、雄花っぽくみえますね~。今年は摘まずに過ぎてしまいました。宗像の春をありがとうございます。Cz.
Commented by minaminouozafk at 2018-03-16 22:24
春は小さなところから始まりますね。私は展男先生にお目にかかることはできせんでしたが、展男先生、そして娘さんの英子さんの元で学べる方々はお幸せですね。私も幸せに学んでいまーす。Y.
Commented by minaminouozafk at 2018-03-16 22:43
こちらでは梅が見頃となっています。いのちの眩しい季になりましたね。春の野草のかわいらしい写真ありがとうございます。宗像の歌会と英子さんをお父様はずっと見守っておられることと思います。フラサバソウ晶子さんに倣って調べたおかげで謎が溶けました。Cs
Commented by minaminouozafk at 2018-03-17 08:35
梅も杏子も山茱萸も待っていたかのように揃って咲いています。春ですね。私もフラサバソウ調べてみました。ずっとオオイヌフグリの小さいのって思ってました。ありがとうございます。なんだか、嬉しいです。土筆かわいいですね。たくさんあったらキンピラにしても春の味ですね。見つけに行きたくなりました。 N.
by minaminouozafk | 2018-03-16 07:41 | Comments(6)