2017年 09月 01日
ハクビシン? 大野英子
今日から9月。気持ちを切り替えて頑張らなければと思うが、事件が!
先週末、実家での夜。久々に夕刻から本格的な雨が降り続く22:30頃、突然天井裏を走り回る音がーー
えっ、えっ、と思う間にその音は家中を走り回った。オロオロと足音を追って家中を覗いて回り、足音がぴたりと止んだ頃には、心臓の高鳴りはMAXに達していた。
人ではないのは確か。ネズミよりは大きい。
両親が生きている頃、母が庭でハクビシンを見たと騒ぎ、父は、動物の方が先住者なのだから仕方ないさ。と話していたのを思い出した。
ハクビシン・・・
走り回るのが庭なら見過ごせるけど、天井裏なら、父よ、どうする?
今は考えても仕方ないことは余り悩まない主義の私はとりあえず、その後は静かなままだったので眠りについた。
その夜中3時すぎ、雨音と遠雷の激しさに(木造平屋は音が響く~)目を覚ますと、突然、遠雷がぐっと近づいたような音!
また、天井裏。
走り回る音がふと軽くなる。この音の方向はテラスに突き出た波板の屋根。
カーテンを開けて覗くと波板が終り、L字に繋がる部屋の庇から飛び降りる黒い影が・・・
まだ足音はしているので、しばらく波板を見上げていると、来た~
真っ暗闇を黒い影が走り抜け、先ほどと同じ場所から次々と1、2、3体の黒い影が飛び降り、静かになった。
翌朝、波板をチェックすると、面戸板の一部が破られたのだろうか。透ける波板の上に木の破片が散らばっているのが見える。
ネットで調べるとかなり臆病で音に弱いとある。
普段誰も居ない、老朽化したこの家は格好のターゲットだろう。
久々の大雨と雷に驚いて、慌てて飛び出したのだろうか。
いくら夜行性だとは言え、何もあの大雨の中を飛び出さなくても、と少し不憫になった。いやいや、同情よりも戻って来ないことを祈らねば・・・
ああ、私が居ない間にまた戻って悪さをしていないだろうか…
修理代が…
なんだか実家に行くのが怖い…
などなど、真剣な悩みとなって行くのだった。
人にあらぬいのちなれども久々の気配に華やぐ古家とわたくし
壁を突き破るほど、爪や歯も鋭く獰猛。ぼろ木造に住み着かれたら糞尿で、天井はすぐにやられます。
野生生物は臭いも酷いようで、どんな病気を持ち込まれるか・・・
今日、修理、場合によっては駆除も頼みました。逃げていてくれたら良いのですが。
予定外出費は辛いです~。