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              閉店間際の店内、商品がほとんど無くなっている(9/11撮影)


 大野英子さんが8月31日の記事にさつき豆腐を「道の駅むなかた」で購入したと書かれていた。
 その「道の駅むなかた」はわが家から車で20分ばかり、新鮮な魚や野菜が豊富なので、時間に余裕のある日に月に数度ほど行く。

 午前中の早い時間に行くと、日によっては駐車場に入るのに長い列ができる。
 昨年、世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群、に宗像大社などが指定されてからは、天神からのバスが入るようになり、大型観光バスも留まり、買い物客が多くなった。駐車場に空きを見つけられずうろうろすることも多い。

 数年前に米粉のパン工房「姫の穂」、今年の春にお土産品の「おみやげ館」ができた。10月には子供があそべる公園や、広い第二駐車場もオープンする。

 売っている商品は新鮮な魚・野菜・果物を中心に水産加工物、宗像牛、豆腐、地元の商店の醤油、調味料、菓子、惣菜、弁当、さらに工芸品と多彩。
 英子さんおすすめの「さつき豆腐」は本当に美味しい。地元菓子店「さかした」のおはぎや大福もおすすめ。宗像牛も知る人ぞ知ると言う美味しさだそうだ、まだこちらは食べたことがないので、いずれご報告を。

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 とれたての魚は朝が一番豊富なのだけど、昼頃にも魚が冷蔵ケースに追加されることがあるので、あまり期待をせずに行き掘り出し物に遭うこともある。今日は小型の鯖4尾300円、掌よりやや小さめのチダイ17尾で250円というのを見つけた。
 買った魚を有料でさばいてくれる窓口もあるので、家で生ごみが出るのが嫌な人にも便利。



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                         11時頃に行くとこのように(9/21)

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                      野菜もまだこのとおり

  
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      野菜の補充に来られた生産者


 野菜は棚に少なくなったころに、補充に来られることがあり、生産農家の方とお話しできるのも楽しい。

 道の駅の中に「はまゆう」というセルフサービスのレストランがあり、とれたての魚と野菜で作った料理を食べることもできる。と良いことづくめなのだけど、ここに来るとついつい食品を沢山買い過ぎてしまうのが問題かもしれない。


   目の澄める烏賊得てかえる道々に大豆のみどり濃き畑ひろがる










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# by minaminouozafk | 2018-09-23 07:00 | Comments(4)

新聞のこと  栗山由利

 通っているカルチャーセンターに行くと、受付の前にはいろんな講座の紹介のチラシと一緒に、朝日新聞が出している小冊子が置いてある。いつもカルチャーのお仲間のNさんがみんなの分も持ってきて、渡してくださる。


 二種類あるが、両方ともさっと目をとおして一読で処分するのは勿体無い内容だ。暮らしのこと、健康に関すること、お料理、旅の話題などとても役に立つ情報が満載である。以前は新聞の集金の人が持ってきてくれていたのだが、最近はもらうことがなくなっていた。やはり新聞の購読者が少なくなっているからだろうか。


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 実際、息子たちは新聞をとっていない。ネットの情報で事足りるという。そうだろうか?家を出て働き出してからというもの、私たちの世代は独身の時から新聞を購読していた人が多いのではないかと思う。もちろんネットなど便利なものはなかったから、情報はテレビやラジオ、新聞で得るしかなかった。新聞をとるということはあの頃は一つのステ―タスであったような気がする。今では私もネットで情報を得ることもするが、やはり便利ではあるが何かしら少し違う気がする。

 ネットだとどうしても興味の行く方に偏って情報を集めてしまう。新聞をばさっと開いて全体を見渡してから選んでいくこととの違いを感じる。

 同じ新聞を読んでいても、読む記事がなかなか夫と重ならない。お互いに興味の向きがちがっているのだろう。私は大きな記事よりも、隅っこの小さな記事や広告が好きだ。新聞一部の情報は膨大であるから、毎日すべて端から端まで読むことはかなわないが、私はまだ紙媒体からの情報収集を大切にしたいと思っている。



   とりあへず新聞ひらき一日の情報つめてエンジン始動


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# by minaminouozafk | 2018-09-22 05:42 | Comments(5)

葛の花  大野英子

今月の宗像歌会の日は、ぐっと気温が下がった土曜日。
朝からの雨も上がり、久しぶりに東郷駅から会場である東郷コミュニティーセンターまでの道のりを楽しんだ。

道沿いの小川のフェンスのうちそとには夏草と勢いづく葛やヤブガラシの中に秋を感じさせる女郎花や待宵草の姿も。
蔓をフェンスに絡ませて、蕾も開花した姿も可憐な花を発見。

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9月10日のななみさんのブログの最後の写真に、同じ白い花が写っていて何だか嬉しかった。
早速、名前を調べるとセンニンソウ。
弾けた果実の花柱が仙人のヒゲのようなのでこの名前。

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全開花も蕊の弾け具合が楽しい。猛々しい野生種の中の艶やかで繊細な白花は小さいながらも存在感あり。

おっと、私の本来の目的は葛の花。
昨年のちーさまのブログで葛の花の香りについての記事を読んでから、葛の開花を待ちわびていつも茂みを覗いていた。

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そして、ついに発見!
全開花にはまだ早いが、嗅いでみた。
ほのかに甘い。どちらかというと甘酸っぱさ寄り。
これから開花が増えると、辺りは甘い香りに包まれるのかな。

ネットで検索していると、葛は今日9月21日の誕生花だった。
何という偶然。花言葉は「活力、芯の強さ」
どなたか存じませんが、おめでとうございます。

       葛の花匂へる秋を待ちわびてまづは葉陰の花のこゑ聴く
       活力でここまで育つてきたぞつて不敵な笑みの葛の花言ふ




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# by minaminouozafk | 2018-09-21 06:21 | Comments(6)

秋である。今年は火星が大接近して、晶子さんのブログ(826日)で紹介されたが、私も明るい光を何度も見上げた。写真を撮るのだけれど、なかなか光を捉えられない。星がよく見えるところに住んでいて、星空の写真を撮りたいのに持っているデジカメやスマホでは満天の星が写らない。

メンバーの素敵な写真を見るにつけ、ブログの写真ももう少しメリハリの効いたものというか、雰囲気のあるものにしたいと思っていた。


思い立って初心者向けのカメラの本を購入した。

紹介されているのは一眼レフのものだけれど、いまは手持ちのデジカメとスマホのカメラもできることをやってみようと考えている。そして、多少わかってきたら一眼レフにも挑戦したい。
夢は星空の写真。


マジックアワーという何を撮っても絵になる時間がある。映画や本のタイトルにもなっているので、言葉としては知っていたけれど、実際にはよく知らなかった。でも、紹介されている写真の雰囲気があって素敵なこと。プロのカメラマンの作品なので当然なのだけれど、初心者でもこの時間帯を狙って撮るだけでプロみたいな写真が撮れるという。


マジックアワーとは日の出と日の入り直前の、ほんの数十分間の時間。太陽が地平線に沈んでいるのに空が明るく、うっすらとグラデーションになる。
映画でも印象的なシーンを撮るために使われるという。

条件は、空気の澄んだ晴れの日であること。

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旅行したときの偶然の1枚。


これからの空気の澄んでくる季節、まず最初にマジックアワーの魔法を覚えたいと思っている。


シルエットうつくしくなるゆふぐれのマジックアワーとふ神の賜物






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# by minaminouozafk | 2018-09-20 06:00 | Comments(7)

矢座  有川知津子

ほ。

ろ。

や。


――そう、今日は星座の話である。


「ほ座」。「ろ座」。「や座」。

漢字で書くと、帆座・炉座・矢座となる。


この三つは、八十八星座中、もっとも短い名前の星座、一字星座である。


このブログ名の由来となった星座は「南のうお座」。

まあまあ長い方であるが、最長というわけではない。

「南のさんかく座」「南のかんむり座」というもっと長い名前のものがある。


ところで、この夏は、矢座をよく結んだ。


矢座は、四つの星からなる小型の簡潔な星座。

いくつかの文明が、これを〈矢〉と認識していたという

多くの民族がこのあまり明るくない星々に物語を読んだのである。



さて、まず、「夏の大三角」を探してみよう!


この大三角は、

「こと座」のベガ、「はくちょう座」のデネブ、「わし座」のアルタイルからなる。

どれも明るい星であるからかんたん。


矢座は、この大三角の内側にみえる。とても探しやすい。


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               《座右の星座早見盤より》


  四つ星の矢座探しをりまだ恋を知らぬ子どもら島に遊びて



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# by minaminouozafk | 2018-09-19 08:00 | Comments(7)

何気なくネットオークションを覗いていたらちょっと気になる着物発見。私の着物の多くは祖母、母、親族、友人から譲り受けたものなのだが、ネット購入品も少なからずある。サイズ、特に身丈、裄丈が合っていて(自分で補正できそうなものも可)、自宅で洗えるもの、そして想像していたものと違っていてもまあ仕方ないと済ませられる価格のものしか購入しないと決めている。

そんな厳しい条件をクリアした一枚。
信頼できるネットショップの出品で、サイズは良し。単衣の紬。よく驚かれるのだが、私は単衣なら紬は洗う。袷を洗うと「袋になる」と言って、表と裏の収縮率が違う関係で、裾がもたついてしまうが、単衣ならそれがない。多少縮んでも清潔になる方がいいし、しかも、たいていの場合、縮むことはない(私見です)。色柄も好み。というか、これ、ひょっとして紅花紬じゃないのかなあ?という印象。以前、これとよく似た反物を呉服屋さんで勧められたことがあった。画像ではよくわからないけれど、黄色、緑、紫の色素が紅花染ならではの優しくて自然な色合いだし、織りの中の節の感じがなんとなく似ているのだ。うーむ、どうするか。

価格は問題ない。いや、逆に問題か。安すぎるのだ。商品紹介にはとても丁寧に現状説明がされていて、かなりダメージがあるらしく、着物としての着用はお薦めできず、材料としての購入を、とのことだった。価格、知りたい?……、英世一枚です。まあ、これなら失敗しても後悔はないし、実際材料として何かには使えるだろう、で、ポチる。翌日入金をすませ、待つこと二日。

届いた包みを解くとほのかな保管臭が(笑)。問題のダメージを確認すると、うん、確かに確かに。下前に当たる右身頃なら問題ないが、上前になる左身頃に深刻な染みが多い。糸力も抜けていて、あちこち綻びており、裾は擦り切れ、袖付けも切れている。もう着用は無理なレベルだが、しかし、あきらめきれない魅力がある一着だ。

綻びてはいるものの、仕立てがうまい。かなり古くて傷んではいるが、愛用の一着だったことがわかる。ヘビロテのあとが見える。そして実物を見てやはりこれは紅花染では?という気持ちを強くした。このままでは着られないけど、何とかして着たい。どうしても着たい。そう思ったらもう止まらない。着物を解き、洗濯し、濡れているうちにアイロンをかけて布目を整える。織りの布は裏表を返すことができるので、身頃の左右を入れ替える。擦れ切れた裾は切り取る。問題は袖付けの切れ。かなり大きく傷んでいる。カケツギの費用は出せない。アイロンで補修布を貼り付けるか。そして、少し裄は短くなるが、切れた部分を内側に折り込んで袖を付けるか。とにかく何とかしなくては。
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解き洗いしたパーツを完成予想図的に配置。
好みの色柄。
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袖付け部分。
ダメージ、深刻。
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身頃部分のシミ。
下前にくるよう入れ替える予定。


はっ、私何してるんだろう。英世一枚で買ったがために、逆に、出さなくていい欲をかいているではないか。恥ずかしい。でもこの着物、何とか甦らせたいんだよね。明後日、和裁の先生に相談してみよう。あー布フェチの血が騒ぐ。


  一着の着物を解けば八人の長き短きイッタンモメン



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# by minaminouozafk | 2018-09-18 00:30 | Comments(7)

つゆくさ 百留ななみ


夏はふっつりと終わり急に涼しくなった。夕暮れも早く人恋しい季節。

秋雨前線のため秋晴れではなくはっきりしない天気がつづく。


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あらここにも露草の蒼。本当にここかしこで露草が群生している。露草は初夏の花、紫陽花のころと思っていた。季語では秋だから夏の終わりには少し残っているイメージ。たぶん、いつもはそうだった。


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犬蓼や水引草もツユクサに混じって咲いている。あらあらと日陰に群れて咲いている露草をながめていると、なんだか顔にみえてくる。青い二つの花びらが耳のようでミッキーマウス顔。色も淡いブルーの花もある。ちょっと非対称や囓られたのもあって個性ゆたか。


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この夏91歳で亡くなった伯母のお墓参りに出かけた墓所でも露草は花ざかりだった。大好きだった祖母のお墓にもお参り。萩の女学校ではいちばん背が高く美人だった祖母。女の子は小さいほうが絶対イイよ。といつも言ってくれていた。隔世遺伝を期待したが残念。露草の花群から祖母や伯母の声が聞こえてくる。


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徳富蘆花が 「花ではない。あれは色に出た露の精である」 と書いた露草。露草のくっきりとした蒼はむかしから染料として使われている。


鴨跖(つき)(くさ)に衣色どり摺らねどもうつろふ色と言ふが苦しき  万葉集 巻7 1339


露草で衣を染めようとするが変わりやすい色なので大変、つまりあの人の色に染まりたいけど移ろいやすい心が心配・・・つゆくさの古名は月草。

あれほどの蒼なのに水に弱い。だから友禅染の下絵を描くのにずっと大切にされてきた。



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この秋もここかしこで咲いているように蒼花は儚そうに見えて実は生命力に満ちている。茎は地面を這い節からつぎつぎと根を出していく。たぶんかなり干涸らびた状態からも蘇れるのだろう。だからこの夏の炎暑をじっと耐えて秋雨のなかうれしそうに群生している。排水路の中から覗いているのもある。


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ここ数年白花の外来種のトキワツユクサが繁茂しているのを見て、青花の露草の危機を思ったのだが杞憂だったようだ。少なくともこの秋に出会う露草はすべて蒼色。


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数年前から青い薔薇を咲かせることが話題となっている。そのときに露草の遺伝子を薔薇に入れてみたりしたらしい。試行錯誤のすえ、色はブルーになったけれど露草そっくりの薔薇になったという。

いまでも青い薔薇といっても薄紫。露草のクリアーな蒼はむつかしそうだ。薔薇に蒼をもとめなくても。この国の秋の野には青い花が多い。桔梗も竜胆も松虫草も・・・




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つゆくさの群れ咲く墓地に聞こえくる運動会の玉入れの声






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# by minaminouozafk | 2018-09-17 06:00 | Comments(7)