2018年 01月 13日 ( 1 )

去年と同じ  栗山由利

 昨日の英子さんに遅れること二日。わが家は五日に太宰府へ出かけた。三日のようなお天気ではなく曇天の寒い日だったが、久々に息子が運転する車で連れて行ってもらった。年明けて日が浅いせいか、駐車場には九州各県を始めとして遠く関西圏の車も多かったが、観光バスの数は少なく参道もそれほどの人の波ではなかった。


 参道の突き当たりのご神牛の前は長蛇の列で、心なしか以前よりご神牛の肌の光が鮮やかになったように感じた。梅が枝餅好きの夫は参道で餅を三個買ってそれぞれに渡してくれた。焼きたては確かに美味しい。

 三年前、正月三日だったが駅を降りてからお参りをすませるまでに二時間かかったことを思い出した。そのときとは比較にならないくらいゆっくりとお参りができた。お参りが終わると夫と息子は恒例の御神籤をひく。私は内容が私の気に沿うものならよいのだが、ちょっとでも気になることが書かれてあるとずっと引きずるので御神籤はひかないことにしている。


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 夫の今年最初の御神籤、期待しながら開いたところ「吉」であった。息子は「小吉」。夫が財布からおもむろに去年の御神籤を出すと、なんということでしょう今年のものと一言一句変わらない少しだけ色あせたものだった。うーん、これはどう取るべきか、去年とさして変化のない一年と考えるか、もしくは去年と同じように大過なく過ごせる一年と考えるのか。それは本人に任せるとして、また財布の中に同じ内容の新しい御神籤が収まった。


 天満宮に行くと最近は本殿の裏手にもまわるようにしている。筑紫歌壇賞の懇親会の会場になる茶店に向かう道のとっかかりのところに、夫の高校の同窓会で還暦記念に献上した梅の木が植わっている。花が咲いていなくても何となくその様子を見て帰るのが流れとなった。


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 その後、私以外の二人は奥の茶店で梅が枝餅を一個、帰りの参道でまた一個と小一時間で三個を完食し満足げであった。

 昨日の英子さんの報告と違ってなんとも緩いわが家の初詣でした。


    さまざまの願ひこめられ光ゐる神牛像はとほきまなざし


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by minaminouozafk | 2018-01-13 10:50 | Comments(6)