2017年 07月 31日
擬態 百留ななみ
今日で7月は終わり。
今年はこのまま空梅雨かしらと思わせる天気ではじまった7月。
しかし、5日には北部九州豪雨。線状降水帯により同じ場所に猛烈な雨が降り続いた。
その後、猛暑日、熱帯夜が続いている。
庭の茄子や胡瓜も暑さに参っている。そのなかで、ひときわ元気なのがオクラ。
さすがアフリカ原産だ。
今も蒸し暑い炎天のもと懸命の復旧作業が続く。警察や自衛隊、ボランティアのかたも。
ほんとうに頭がさがる。
いつも何も行動を起こせない私は本当になさけない。
とくに自衛隊のヘリコプターでの救助はたびたびニュースとなった。
自衛隊の活動はほとんど迷彩服。戦地では目立たないためだろう。
迷彩とは「敵に発見されるのを防ぐため、戦闘服・兵器・艦船・航空機などに周囲の物と区別がつかないような彩色を施すこと。」とある。
たぶん世界中同じ。人間の擬態。
そろそろ今年生まれのバッタもカマキリも大きくなってきた。まだまだきれいな緑色。
暑さにめげて放ったらかしの庭の木も雑草も蟷螂と同じきれいな緑色。
卵から孵った蟷螂のどのくらいが大人の蟷螂になれるのだろう。
まだまだ鎌はかわいい。敵はあちらにもこちらにも。
だから今は草と一緒の緑色。あらあら朝の車のダッシュボードに1匹。
とっても目立っている。早く逃げないと。
秋になるとバッタもカマキリも枯れ草色になっていく。
エアコンなどない戸外。できるだけ木陰で体力温存して秋まで頑張れ。
家にいる時、午前中はできるだけエアコンを我慢しよう。
暑すぎる庭で元気なのはオクラ。実の成長のスピードはすこぶる早い。朝もうちょっとと思っていたら夕方には立派な食べごろに。
オクラはとても美しい花を咲かせたあと空に向かって実をつける。
実と茎の色は全く一緒でいつも見逃して巨大なオクラに幾つかなっている。
これも実を守るための擬態の一種かも。
おや、オクラの葉っぱの上には同じ緑のバッタがいる。みいつけた。
元気なオクラくん、ちょっとくらいバッタに噛られても大丈夫だよね。
どしや降りもかんかん照りもなつ草のあをの中なる精霊飛蝗
ななみ
実家の庭も以前はバッタがぴょんぴょん跳ね回っていたのに草を刈り過ぎて、めっきり見かけなくなり寂しい(TωT)
ユリユリ家、発熱大丈夫?エアコン壊れて熱中症とか~。お大事に。