2017年 07月 20日
暑中見舞い 鈴木千登世
19日、関東から中四国の梅雨明けが発表された。激しい雨の季がようやく終わったようだ。猛暑も心配だけれど、続いて九州北部の梅雨が明けることを願っています。復旧が順調に進むことも。
晴れたり雨だったりと不思議な一日だった金曜日、ちよっと膨らんだ封書が届いた。
何?と開けてみると出てきたのは暑中見舞いのカード。たわませると立体のほおずきかごができあがった。
かわいいカードを見つけたので…と裏にメッセージが添えられていた。
思い出してくれてありがとう。
夏風邪でぐずぐずしていた体に力が湧いてきた。ほおずきのカードが夏と元気を届けてくれたようだ。
夏生まれのせいか、年を取って日向に出ることをためらうようにはなったけれど、土用のこの時期特有のじりじりと照りつける太陽は夏らしくて嫌いではない。そろそろ学校も夏休み。大きな荷物を提げた小学生たちに出会えそう。灼けるような午後の日差しの中を、朝顔の鉢植えを持って帰ったことが懐かしい。宿題はたくさんあるけれど、開放感と未知の日々への期待にわくわくしていたこどもの頃の夏。
懐かしい人に暑中見舞いを送りたくなった。
足裏にアスファルトの熱感じつつ影と歩いた夏の日のこと
とは言え、博多は時々夜中に降ったくらいで、殆どまとまった雨のない梅雨でした。(被災地の方に申し訳ない・・・)
素敵な暑中見舞いカード!遠い昔の夏休みに戻って、縁台のある露地を風が吹き抜けてゆくようです。E.
お二人にありがとう。Cz.