2017年 07月 13日
紫蘇ジュース 鈴木千登世
雨が峠を越えたようでほっとしている。
これ以上降り続かないことや被災地のすみやかな復旧を願っています。
各地でお祭りの準備が始まり、季節は夏へと向かっている。
店頭に赤紫蘇が並ぶ季節となった。
道の駅の赤紫蘇
毎年、この紫蘇で紫蘇ジュースをつくるのが楽しみとなっている。
茎から葉を摘んで良く洗い、沸騰したお湯に入れて再沸騰させ、冷めたら紫蘇の葉を取り出し、砂糖を加えて煮溶かす。
あら熱がとれたところでクエン酸を入れる。
布(珈琲フィルターが便利)で漉せば、紫蘇ジュース原液のできあがり。
水で薄め氷を入れてどうぞ。
という簡単なものだけれど、まるで魔法使いになったようなときめきがあるのだ。
それはクエン酸。
最後にさらさらっと入れると…
昏くにごった紅色の煮汁が一瞬で澄んだ紅色に変わる。
にごりが一瞬にして洗練された紅色に変わることが不思議で、夕茜を思わせるその色が美しくて、クエン酸を入れる時、気分は最高潮に達する。
酸っぱいものは、体に良いという。
紫蘇の葉のジュースでこの夏を乗り切りたい。
夕焼けの茜のいろのジュース飲み夏の体へ整へてゆく
わさわさの紫蘇の葉ジュースで、夏を乗りきりましょう! Cz.
身体が欲するものに忠実に、ですね。夏は、なぜか酢っぱさ、求めてます。E.