2017年 06月 18日
ガーフィールド 大西晶子
先日、家人が部屋の片づけをしていたら、古い
縫いぐるみが出て来たと持ってきた。
あまり可愛くはない猫のガーフィールドだ。
たぶんアメリカ出張時の、次女へのお土産だろう。
ガーフィールドは日本ではあまり人気がないが、もう40年ほどアメリカの新聞に連載されている漫画の主人公だ。
30年以上前、まだ娘たちが幼児だった頃に、一年間アメリカの中西部で家族4人で過ごしたことがある。
そのときに取っていた新聞〈オームステッド・トリビューン〉に連載されていたのがこのガーフィールドだった。太りすぎで、しょっちゅう飼い主のジョンからダイエットをさせられては、必要がないと逃げまわる、少し横着な猫なのだ。
大体において、アメリカの漫画やアニメの動物は可愛くない、見かけだけではなく、行動もだ。
この、怠け者で大食のガーフィールドはそれでもあちこちで縫いぐるみや、宣伝用のキャラクターになっていた。
でもこの縫いぐるみは、なんと甲斐甲斐しくアウトドアスタイルだ。リュックと水筒、杖も用意している。
ガーフィールドにもアウトドア志向があったとは驚きだ。アメリカ人、とくに中西部の人達はその傾向が強いので反映しているのかもしれない。
今夜、わが家に帰省する予定の次女にこのガーフィールドを見せたら何と言うか、ちょっと楽しみだ。
押入れに長くありたる縫いぐるみガーフィールドの渋面そのまま
再びの登場をお嬢さまもガーフィールドも喜ばれることでしょう。Y.
仏頂面のガーフィールドですが、猫の本質はこんなものなのでしょう。そこが良いのかな。A