2017年 04月 25日
飛び出す絵本 藤野早苗
本棚を整理中。
娘が上京したので、6年ぶりに自分の書斎を持つことができた。この機会にあちこちに脈絡なく置かれている本を自分の使い勝手が良いように整理しておこうと思ったのだった。
その作業中に見つけた懐かしい本。
ポップアップ絵本、飛び出す絵本である。
恐竜好きな娘のために、まず買い求めた『恐竜時代』。
ガアオオオオーと叫びながらT-REXを呼び出してやったときの娘の興奮は忘れられない。
『The Night Before Christmas』はクリスマスプレゼントに求め、クリスマスの朝、一緒にページをめくった。
『ナルニア国物語』のアスランは、娘の大好きなキャラクター。この本のアスランは、ちょっとお人好しすぎる顔のような気がするけれど。
『Castle』は西洋の中世の城を模したもの。ヨーロッパの城は建物ではなく、城壁に囲まれた街そのものを指す・・・。そんなことを話してきかせた記憶が甦る。
そんなことを考えながらページをめくり、飛び出してくる絵に驚いていたら、あっという間に時間が過ぎてゆく。
ひょっとしたら、今、私が現実だと思っている世界も飛び出す絵本の中の出来事なのかもしれない。
ポップアップ絵本の画像を撮るのはかなり難しいです。実物の精巧さや迫力が今一つ出ません。伝わらなくて申し訳ない。
〈おかあさんといっしょ〉見終へてその後の五時から六時絵本の時間
この、密度の濃い時間がきっと、今のさらさちゃんの原型でしょうね。E.
ほんとうに、この世界も飛び出す絵本の中のことかもしれませんね。思い出の絵本、ありがとうございます。
本棚の整理しなくちゃ。Cz.
それまでに色々と片付けねば~E.