2017年 02月 06日
苺狩り 百留ななみ
苺狩りは春。ビニールハウスで温い苺を息子たちと食べた思い出。とても大人だけでは行かないと思っていたが、友人に誘われて久しぶりのいちご狩り。
いちご狩りも様変わり。今の寒いときがおすすめらしい。まず、ハウスが広くて立派。中は暖かくて気持ちいい。苺は土ではなく、高設栽培のパイプの上でピートモスという軽量の培地。しかも上下2段。下段は幼児でも簡単に手が届く。作業する人も苺狩りのわれわれも立ったままで楽ちん。
懐古的な私はなんだかな~と思いつつ1粒いただく。めちゃくちゃ甘い!おいしい!しばらく子供のように夢中で食べ続けていた50代。
しかし、なぜこの寒いときに真赤ないちご。やはり夏の暑い時に冷蔵庫に苗を入れて冬と勘違いさせるらしい。やはり休眠打破が必要らしい。だまされてこんなに立派に育った苺たち。
苺は和名抄に「伊知古」とある。でもこのころは野苺だろう。野苺の小さな真っ赤な実はかわいい。味はワイルドですが・・・苺苺(ばいばい・まいまい)は植物がどんどんはびこるさま。草冠に母もどんどん子株を生み出す意味。ハウスの中では本当にどんどん真赤な実が育っている。圧倒されるほどだが、良い香り。
ちなみに、今日のおすすめは「かおり野」大きくて良い香り、本当にみずみずしい。もう一つおすすめは「四星」。ここのイチゴ園の四星は、昨年に続き銀座の資生堂パーラーの苺フェアで今年も食べられるみたいだ。
だれもが大好きなおいしい苺。1時間以上かけて、お土産用も取って、お腹いっぱい。幸せいっぱいな時間でした。
ひたすらにもぎむさぼれり苺苺(まいまい)とハウスに生るる〈あまおう〉の紅
ななみ
苺苺って初めて知った言葉です。教えて頂きありがとうございました。A
真っ赤な苺美味しかったでしょうね!わが家のベランダでも一株育て中。アップ出来るよう実が付いたら良いなぁ。E.