2017年 01月 16日
福岡三社詣 百留ななみ
昨日の朝はこの冬一番の冷え込み。我が家もうっすら初雪化粧。
先週末、大宰府天満宮を訪れ、隣接の九州国立博物館で「宗像・沖ノ島と大和朝廷」の展示会を見た。太古へのロマンがふつふつと湧いてきて、福岡三社詣と久しぶりに宗像大社、宮地嶽神社に行ってみようと思い立った。この冬はじめての雪の散らつくなか、まず、宗像大社へ車を走らす。
駐車場からはじめての鳥居をくぐっての右手の高木に小鳥たちがたくさん集まっていた。カメラを向けると散り散りに。(この木の名前が思い出せません。)
拝殿で祈願して、高宮祭場へと向かう。途中、知津子さんの招霊木も見つけました。まだ花には早すぎでした。遠く玄界灘をのぞむ清々しい空間です。
楠の古木のならぶ高宮祭場はひもろぎ、いわさかとしての神の降臨の地。しずかな祈りの空間だが、正月14日は家族連れで賑わっている。
海道が大島、沖ノ島へと続いていると先週九州国立博物館で学んだゆえか、思いは海へ。大島には宗像大社中津宮が、沖ノ島には宗像大社沖津宮がある。今日は釣川を河口にくだり、海岸から大島を望むのみ。この冬一番の寒波の玄界灘の白波は怖いほどだ。
ついでに渡船場の神湊に立ち寄ると大島から「しおかぜ」がちょうど戻ってきた。今度はぜひ大島巡りをしよう。島の裏側の沖津宮逢拝所まで行って沖ノ島を拝もう。
太古の海に思いを残しつつ、福岡三社詣の三つ目の宮地嶽神社へと向かう。
青空ももどってきて、冬晴れが気持ちいい。嵐のCMでおなじみの海までの道をたしかめつつ拝殿に。宮地嶽神社の大注連縄はなんと重さ3トンという。帰り際に小さな梅の花にも出会った。
宮地嶽神社参道では松ケ枝餅が売っていた。先週、太宰府天満宮参道を歩いたばかり。歩きながら食べるのはと躊躇してあきらめた梅ヶ枝餅。 松ヶ枝餅 VS 梅ヶ枝餅 なんだか面白い。 松ヶ枝餅には三階松の型押しがあり、ヨモギやゴマや抹茶と種類がいっぱい。梅ヶ枝餅もいただいてないし、甘いもの苦手だし・・・で松ヶ枝餅も今回は遠慮した。こんど是非食べ比べてみたい。
とりあえず福岡三社詣、二週かけて無事終わり、むなかた道の駅に寄って帰路につきました。みなさまにとりまして、南の魚座福岡短歌日乗にとりまして良い年でありますように。
しらなみの玄界灘をこぎいでよ南魚座のわさわさ小舟
ななみ
(私は宗像の観光大使でも、宗像大社の巫女さんでもありませんが、嬉しいです)
まだお出でになったことのないちーさま、どうぞお出で下さい。いつかみんなで大島にも行ってみたいですね。
一緒に行きたい場所がまた増えてました。A
核果が揺れているのはセンダン、柏崎さんが花を見たいと詠まれていた楝だと思います。E.
栴檀の花は遠くから見るばかりでした。実を知って嬉しいです。福岡、訪れたいです。Cs