2016年 12月 23日
ビストロSMAPの最後に・・・ 大野英子
中居くんとのトーク、70歳以上となったタモリさんの免許更新の実地試験の話で。
「試験官と聞くと年上だと思ってしまいへーへーするんだよね」
というタモリさんの言葉に、
「なんですか?」と返す中居くん。
えッ?へーへーが通じない!?
自分が使うのかといえば使わないが、なんだか懐かしい響き。
前後の文脈からして、頭を低くして相手に接する「へこへこする」と同義語であるのは明確。
早速、ネット検索しても、全くヒットしない。
博多弁では「すーすーする」「とっとーと」など、メジャーになっていると思われるものもあるが、なんせタモリさん自体が博多を離れて数十年の方。もしかして記憶遺産並!?
生粋の博多っ子である友人に問い合わせてみると、
<私の感覚では「へこへこ」より「へぇへぇ」の方が近いかなと思っていたら『吾輩は猫である』の中にありました。 以下参考文
「巡査なぞは自分達が金を出して番人に雇っておくのだくらいの事は心得ているのたが、実際に臨むといやにへぇへぇする」
特に博多弁では無いと思います>
と言う意外な答が返ってきた。
漱石の言語表現の面白さは卓越だが、見つけてくれた友人にも感謝。
もしかして懐かしいのは長崎の言葉?いや、タモリさんだし、などとつらつら考えていると、その後のSMAP×SMAPが全く頭に入らないまま終わっていた。
誰か心当たりのある方、教えてくださ~い。
さて、今日は今年最後の朝日カルチャーセンター講義です。
締めくくりに相応しく、祝、大西淳子さんと言うわけで、歌集とO先生賞受賞作鑑賞を予定しています。
昨日「cocoon」拝受いたしました。若い力がびんびん伝わります。
文字も大きくなって、さくさく読めますねー。
じっくりと読み込んで、資料として使わせていただきたいと思っています。
白鷺のゆくかとあふぐ青空に冬の彼方をめざす旅客機
良かつたと言へるひと日を送りたし空にましろき旅客機がゆく 英子
タモリさん、ユリユリ家のように「すーすー」風に伸ばすのが、ネィティブ博多なのかも。
わたしも、へーへーが一番しっくり~、です。気になり出したら止まらない私。スッキリ年を越せそうです。
ほかにも、新説ありましたらお待ちしてます。E.
皆さま、ありがとう。E.