2016年 11月 06日
灯船3号批評会
この同人誌が出来て初めて批評会に出席した。
会場は愛知芸術文化センター、とても大きい建物だ。それでもなんとか指定の場所にたどりつく。
出席者28名、司会は桑原正紀さん、鈴木竹志さん。
間に2回の休息と昼食の時間を入れ、出席者全員の作品の批評がされる。
ときには議論になったり、一人当たり8~10分のはずが長くなりがちなので、司会のお二人の苦労をお察しする。
しかし予定の17時には無事終了。そのあと懇親会だったが、日帰りで初めての名古屋なので、私はここで失礼して空港に。
お土産に味噌煮込みうどんを買って帰る。つぎに来るときには、ゆっくりと名古屋城や熱田神宮にも行ってみたい。
灯船3号から。
母性とはかなしきものをうしろより見る乳牛のおほきちちふさ 桑原正紀
征露丸が正露丸へと名を変へし昭和二十四年はわが生まれ年 森田治生
四股百回うちそろひ踏む朝稽古汗と鬢付け油がにほふ 吉田美奈子
〈あかつき〉が金星の謎あかしつつ発見はまた喪失ならむ 矢沢靖江
カーテンの床にとどかぬ隙間から八月六日のひかり差しきぬ 小田部雅子
「東京」とカレンダーに書くそれのみで翼の生える心地こそすれ 木畑紀子
イカ釣りの船の灯着陸ちかき機の窓にひろがるここはわが町 大西晶子
今日は早朝の準備から、後片付けまで、お疲れさまでした。私も無事終えて一安心です。あんな感じで良かったのかな。
有川さんの講話ぜひ、シリーズ化してもらいたいですね。E.
とりあえず大会が終わって、ほっとしていますが、まだ後処理があり、明後日は宗像大社で作業です。皆様、お疲れが出ませんように。 A