2016年 10月 12日
COCOON第5回批評会 有川知津子
10月10日(月・祝)、「COCOON」創刊号の批評会があった。
通算5回目。雑誌刊行後では、はじめての批評会となる。
時間割は次のとおり。
11:30~12:30 ランチ会(懇親会)
13:00~17:00 批評会
おや?
――そう。
通常、こうした場合の懇親会は、本旨である批評会の後にもたれるものである。
その方が消化にはよさそうだし、それになんと言っても(飲みたいひとは)飲める。
けれどもCOCOONでは、批評会前懇親会が慣例。
子育てまっただ中であったり、夫や妻や恋人の情愛がまだ細やかだったりするという
年代がだいぶを占めるCOCOONである。
彼ら彼女らが、夜の時間を割くのは容易ではないのだ。
というわけもあってランチ会。
(ちりめん山椒ご飯、おいしかった。実山椒がとてもいい緑色をしていましたね。)
さあ批評会。
今回は、批評の前に、実際に創刊号を手に取って明らかになった改善点が共有された。
ひとつは、活字の大きさのこと。
PDFでやり取りしていた段階では、ポイントの小ささを意識しにくかったのである。
画面上では拡大してチェックするものだから――
批評の時間は、歌の数に比例して配当され、
司会者二人の落ち着いた運営によって、出席者全員の歌を無理なく見てゆくことができた。
みんな、言いたいことがそれぞれにある。時間管理はたいへんなのだ。
帰りの機内。
批評会でのことをつらつら考えていると、
どういった脈絡からか、かつての指導教官の言葉が思い出された。
「いちばん好きな作家は研究対象にしないほうがいい。」
これは、論文のテーマを決めるときに言われたのだったか。
それにしても、
雑誌をもっての批評会はちょっとよかった。
わが生はいまどのあたり銀座線日本橋にてたびたび下車す
行きの飛行機の窓より。たぶん富士山。手まえは翼です。
気流の状態がよくなくて、怖かった~
きびきびと進む批評会が目に浮かぶようです。みなさまご苦労様でした。
さっそくポイント数改善していただければ、おばちゃん、嬉しいです。E.
「通信工学」!? ますます謎は深まるばかり。
雲を抜けても雲があるお天気でした。ふかーいふかい富士の色と思います。C.
A